浜松市民文芸第66集短歌の部市民文芸賞(村木道彦選) リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 3/22/2021 病院に山茶花の咲く夕刻は山から雨のはじまる予感点滴に繋がれている児の眠り青い震えは星と呼ばれて病院の高い窓から妻と児が見下ろす息で玻璃は曇れど (静岡新聞) リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
第20回海音寺潮五郎記念「銀杏文芸賞」短歌部門佳作 11/29/2020 空はまだ青 おりがみを折ってなにかを児はつくる名など無いけどなにかは赤い 母の折る鶴をほどいてしまう児の指に塗られたクレヨンの白 おりがみはやぶかれみなみかぜに散る折り目に鳥のかたちの記憶 おりがみの紺を柑樹へ添える児よそよげば紙も葉のにおいして 吾のつくる紙飛行機を児は飛ばすすぐに落ちても空はまだ青( 伊佐市 ) Read more »