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毎日新聞2024年4月16日毎日歌壇水原紫苑選

夕焼けをいくつも越えたまなざしで西の羊は珈琲を出す 

みそのの詩歌賞短歌部門候補作

散る風のなかにひとひらのぼりゆく花びらありてそれはわたしだ ( みそのの詩歌賞 )

毎日新聞2024年4月1日毎日歌壇水原紫苑選

夢のなかのわたしはわたしのままなのかはくもくれんのなかの生首( 毎日新聞 )

毎日新聞2024年3月4日毎日歌壇加藤治郎選

<audio src="裏声でうたう新古今.wav" autoplay>夕焼だけじゃ声にならない</audio>( 毎日新聞 )

毎日新聞2024年2月5日毎日歌壇水原紫苑選

北を向く信号はみなひび割れて町を逃げ出す気は起こらない

毎日新聞2023年12月12日毎日歌壇水原紫苑選

日本海の色を見たくて西田幾多郎記念哲学館をおとなう

毎日新聞2023年11月27日毎日歌壇水原紫苑選

夜ということばを死語にするように銀杏黄葉は音立てて散る

毎日新聞2023年11月20日毎日歌壇伊藤一彦選

絶対に自分は間違えていると信じる人の言葉は強い ( 毎日新聞 )

いしかわ百万石文化祭2023短歌大会一般の部三井修選者賞・鈴木英子選入選

この星に水があるのは悲しみをうすめ流してわかちあうため

第四十一回子規顕彰全国短歌大会秋葉四郎選入選・中川佐和子選入選

AIが私らしいと言う服をそのまま着れば私らしくて

毎日新聞2023年11月14日毎日歌壇水原紫苑選

河はみな海へ注ぐと思う日の注いだあとの河はわたしだ ( 毎日新聞 )

第44回全日本短歌大会秀作賞

星の名を教えてくれた祖母は逝き知らない星を祖母の名で呼ぶ

第9回詩歌トライアスロン鼎立部門受賞連載

→ 全作品 第1回俳句連作「 シガーソケット 」 第2回自由詩「 忘れられた怪獣 」 第3回短歌連作「 前頭葉の色づくころ 」 第4回俳句連作「 スポークンワード 」 第5回自由詩「 眠りの南で 」 第6回短歌「 郵便的な、あまりに郵便的な 」 第7回俳句「 グロブスター 」

第37回全国短歌フォーラムin塩尻入選

外来の外と来とはヒトのせい空港跡のながみひなげし( 短歌フォーラムin塩尻 )

毎日新聞2023年9月25日毎日歌壇加藤治郎選

アンケート□男□女にレを打てず紙はずらされ□犬にレと打つ

第二十五回春日万葉の森歌垣大会人麿賞

百年を寝てきた顔で潮風の図書館で読む今朝の新聞

毎日新聞2023年9月4日毎日歌壇水原紫苑選

日本語の黒にあたる語百以上あると闇より来た君は言う

毎日新聞2023年7月17日毎日歌壇伊藤一彦選

平社員であり続けるのはむつかしいちょっと気をぬきゃでこぼこ社員 

毎日新聞2023年7月3日毎日歌壇水原紫苑選

シオランと志ん朝を読む潮と汐ことばは衣をまとった魚( 毎日新聞 )

毎日新聞2023年7月3日毎日歌壇伊藤一彦選

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